理学療法 呼吸理学療法2

■呼吸理学療法について
【リラクゼーション】
呼吸困難患者は呼吸補助筋を使用するため、全身の筋が緊張している。リラクゼーションは呼吸練習や運動を効率よく行うため呼吸補助筋の働きを抑制し、に全身の筋の緊張を和らげることを目的とする。まず、患者を背臥位とし、膝下に枕を置き、頚部を屈曲位とし、両手を体側に置く。
【横隔膜呼吸】
横隔膜の上下の可動性を増大させ、呼吸補助筋によらない呼吸法を習得させる。患者を背臥位とし、PTの一方の手掌を上腹部に置き、吸気に膨らみ、呼気時に引っ込むことを教える。他方の手は胸部に置き、ここで呼吸しないことを意識させる。
・呼気は吸気の2-3倍かけて行う
・口すぼめ呼吸を併用する以外は一般的に鼻から鼻での呼吸とする
【横隔膜呼吸の有用性】
COPDに対する横隔膜呼吸の有用性は、呼吸補助筋の働きを抑制し、横隔膜の活動増加、呼吸困難の軽減、換気効率の向上などといわれている。しかし、中等度から重度の症例では、横隔膜呼吸のみではかえって悪くなったという報告もある。残気量が増大している症例では、横隔膜は平低化し、十分な働きはできない。そのような場合、口すぼめ呼吸のみの指導が良い。有効例では、横隔膜呼吸と口すぼめ呼吸を併用し、パルスオキシメーターで酸素飽和度を確認しながら行うと良いとも言われている。
【口すぼめ呼吸】
口をすぼめてゆっくり呼気することで気道は陽圧を保ち、気道の虚脱を防ぐ。口をfかsの形にしてゆっくり呼気し、呼気は吸気の2倍の時間をかけて行い、徐々に時間を延長していく。
【部分呼吸練習】
肺の低換気部分の胸郭の動きを意識させて、換気の増大を目的とする。部分呼吸は胸式呼吸に応用されることが多い。上部・下部胸式呼吸の際、一側に手を置き、同側肺の換気を促進させる。
【呼吸介助】
換気量の乏しい人を対象とする。呼気量の増大に伴い、分泌物の喀出を促進する。また、胸郭の柔軟性や可動性を増大させる。介助のポイントは患者の下位肋骨に手掌を全面接触させ、声をかけながら、呼気にあわせて下内方に圧をかける。PTは床面に圧を欠けるのではなく、体重を前方に逃がす。
【器具を用いた呼吸練習】
呼吸練習器具はインセンティブ・スパイロメーターという。器具の種類は、トリフローⅡ、ボルダイン、P-FLEX、スレッショルドなどがある。目的として、努力性の吸気を行わせ、肺を膨らませる、無気肺、深呼吸、吸気筋のトレーニングである
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